いちがや合気道クラブ7月18日の稽古
最近の東京は、熱中症の恐れがあるくらい気温が高く、予防として大事なのは、稽古前に水分を取っておくことです。つまり汗をかく分を予測してあらかじめ水分を体内に入れておくのです。「プリクーリング」と言います。合気会本部道場の講習会で教わりました。
7月18日の稽古内容の一コマでで、新聞紙を丸めて作った短刀をつくり多人数で掛かる稽古を行いました。この新聞紙短刀稽古方法は学生時代夏合宿で師範から直接教わった方法です。
1.
取り1人に対し、受け、新聞紙を丸めた短刀で周囲を囲み、取りが「はい」と言ったら一斉に正面打ちを行う。取りは転換で躱す。
最初は受けが動かずにその場で攻撃する。
次に、受けが、取りの周りをぐるぐる回りながら攻撃する。
取りは転換で相手の攻撃の輪から脱出する。転換が最も高速で、継ぎ足、歩み足等では後ろ肩を切られやすい。
2.
取りを囲み、受けは自由に攻撃する。取りは体捌きで短刀をよける。入り身、転換。
最初は全員突きで攻撃を行う。次は正面打ちと、だんだん攻撃技のバリエーションを増やし、最後は何の攻撃でも良しとする。
相手が短刀を右手から左手にぱっと持ち替えて攻撃してくると意外によけるのが難しい時もある。怪我をしないようによくよく練習してみてください。
梶浦真