いちがや合気道クラブ 投げない処までの練習 8月29日
久しぶりで体術の稽古です。今、「シルバー合気道」という事を考えています。高齢者向けに痛くない合気道があってもいいのではないかと。
激しく打ち込んで投げると、受けの人は正直、痛いです。そこで投げる寸前まで、つまり投げない処までの練習をしてみました。
この方法のヒントは、奥州道場の講習会で教わった方法です。今回復習をしてみました。
色々な技を使い、投げる寸前までを反復練習。
片手両手持ち呼吸(投げない)
正面打ち四方(投げない)
正面打ち入身(投げない)
おさらいです。
1. 自分の周りに、円錐型の自分専用の道場を作る。
2. 自分から手を出し、相手をお招きする。(お地蔵さんのようにぼーと立って待っているのではありません。)
3. 相手が来た時は既に入身している。
4. 投げようという、念を生じさせない。その位置まで体捌きで進む。
ここまでを繰り返し練習する。痛くないばかりでなく。投げようという相対的な念を生じさせない(位置まで進む事の理解)稽古となります。
応無所住 而生其心(おうむしょじゅう にしょうごしん)となります。
その他、気の錬磨は錘の練習をしました。単独、2人組みから4人組みまで行ってみました。杖の練習は、組杖で杖を回す練習を中心に行いました。
梶浦真
以上